EU、段階的入域制限の解除対象国から日本を除外

欧州連合(EU)

欧州連合(EU)理事会は9月9日、段階的入域制限の解除対象国から、日本を除外した。

EU各国は今後、EU理事会の勧告を踏まえて、入国要件を見直す。現段階では具体的な制限の強化は行われていない。

EU理事会では、入域制限の対象国を2週間ごとに見直しており、今回は日本のほか、アルバニア、アルメニア、アゼルバイジャン、ブルネイ、セルビアを除外した。日本はこれまで、1月に対象国から除外されており、6月に追加されている。制限強化に先立ち、ドイツは日本からの入国制限を強化している。

在チェコ日本国大使館では、チェコ政府が日本の位置付けを低感染危険国から最感染危険国に変更する可能性があり、その場合には、一定の条件を満たす例外を除いて、日本からのチェコへの入国が原則禁止される可能性があるとして、注意を促している。