特急「はつかり」彷彿? 上野〜青森間でE653系国鉄色「東北本線130周年号」運行

JR東日本は東北本線の全線開業130周年を記念して、上野〜青森駅間でE653系国鉄色を使用した「東北本線130周年号」を9月に運行する。

往路は9月11日午前8時2分上野発で、約12時間かけて午後8時15分に青森駅に到着する。主な途中停車駅は大宮、宇都宮、黒磯、郡山、岩沼、仙台、一ノ関、盛岡、八戸、野辺地。復路は翌12日午前8時20分青森発で、午後8時30分に上野に到着。途中、八戸、盛岡、一ノ関、仙台、福島、郡山、矢吹、宇都宮、大宮に停車する。車両はE653系K70編成7両を使用し、車内ではかつて東北本線を走行していた特急「はつかり」のヘッドマークを持ったスタッフが車内を回るという。同社によると、E653系国鉄色が仙台以北を走行するのは初めて。

団体専用列車としての運転で、旅行商品のみでの発売となる。びゅうトラベルサービスのほか、小田急トラベル、クラブツーリズム、阪急交通社、読売旅行でも取り扱う。びゅうトラベルサービスではすでに申し込み受付を開始している。

東北本線は1883年に上野〜大宮駅間が開業。1891年9月に青森まで全線開通した。