藤田観光、箱根ホテル小涌園を建て替え 2023年7月開業へ

箱根ホテル小涌園

藤田観光は、2018年1月に営業を終了した箱根ホテル小涌園の建て替え工事に、8月にも着手する。2023年7月の開業を予定している。

藤田観光は、1948年にリゾート事業を開始。2017年に箱根小涌園 天悠を開業したほか、蓬莱園や三河屋旅館を取得している。箱根小涌園エリアの再開発を、2014年から行っていた。既存の施設とは異なる特徴や価格帯の新ホテルを開業することにより、エリア全体で多種多様な顧客の需要を取り込み、収益力を高めていくとしている。投資額は約60億円。

新たなホテルも、箱根ホテル小涌園の名称を引継ぎ、ユネッサンと一体的に温泉や自然、食事を体験できるホテルとしつつ、新たな価値観や生活様式に合わせた商品や販売方法、オペレーションを構築する。客室数は150室を予定しており、露天風呂付き大浴場、貸切風呂、レストラン、コミュニティスペース、キッズスペースなどを備える。同時に、箱根小涌園ユネッサンもリニューアルする。