京阪、9月25日にダイヤ変更 運転本数削減や最終列車繰り上げ 学休期ダイヤ導入も

京阪電気鉄道は、9月25日にダイヤを変更する。

京阪本線・鴨東線・中之島線・交野線・宇治線では、平日と土休日のすべての時間帯で運転本数の見直しを行う。昼間の特急・準急・普通の1時間あたりの運転本数は、2本ずつ削減し各4本とする。平日のラッシュ時間帯では、午前7時台と8時台に京橋駅に到着する下り列車の本数を5本削減し58本とするほか、各列車種別の運転間隔を、午後5時~9時台は12分間隔、午後10時台は15分間隔とする。

なお、昼間時間帯には、淀屋橋~出町柳駅間で快速急行を1時間あたり2本運転する。平日には、全車両座席指定の「ライナー」列車を、朝に1本と夕方に2本増発する。

また、最終列車を最大20分程度繰り上げる。例えば、平日の最終列車は、淀屋橋駅発が午前0時2分発の普通萱島行き、出町柳駅発が午前0時6分発の急行淀行きとなる。そのほか、始発列車時刻を変更し、中之島駅は午前5時、淀屋橋駅は午前5時33分とする。

石山坂本線では、昼間時間帯に近江神宮前~坂本比叡山口駅間を運転する列車を半減し、20分間隔で運転する。また、今冬以降、沿線の学校が休みとなる春季・夏季・冬季期間の平日に、「学休期ダイヤ」を実施する。学休期ダイヤでは、通常ダイヤから7時~9時台の運転本数を減らして運転する。京津線では大きな変更を行わない。