JR九州のキハ66・67形、6月30日ラストラン 車両廃品をネット販売

キハ66・67形

JR九州は、快速「シーサイドライナー」などで運行しているキハ66・67形について、車両の老朽化のため6月30日をもって運行を終了すると発表した。ラストランは午後7時14分佐世保駅発、同9時51分長崎駅着の253Dとなる。

キハ66・67形は、1975年の山陽新幹線の博多駅延伸に合わせ、筑豊地区への新幹線連絡などのため同年3月に運行を開始。普通列車だけでなく、急行「はんだ」「日田」などにも充当され、北九州・福岡地区で運用された。その後、2001年の筑豊本線・篠栗線電化に伴って長崎地区に転用されている。

引退を記念して、実際に使用されていた車両部品や、記念乗車券などを販売する。記念乗車券は「直方駅から660円」「長崎駅から760円」の2枚と台紙付きで税込2,000円。6月14日午前10時から7月13日まで、諫早、長崎、早岐、佐世保の各駅のみどりの窓口で販売する。郵送での購入も可能。車両部品の販売は6月17日午後2時以降にECサイト「九州の旅とお取り寄せ」で行う。