浅草演芸ホール、「寄席は社会生活の維持に必要」 25日以降も通常営業

東京都台東区の浅草演芸ホールは、政府による緊急事態宣言の発出を踏まえた上で、4月25日以降も通常通り営業することを明らかにした。

政府による緊急事態宣言に合わせ、東京都は演芸場に対し「無観客開催」の要請があったが、要請に「社会生活の維持に必要なものを除く」という文言があったことを踏まえ、大衆娯楽である「寄席」は、この「社会生活の維持に必要なもの」に該当すると判断した。

4月25日以降も通常通り営業し、最低限の飲食も可能であるとしている。館内の定員を50%以下で営業することを対策として続ける。飲食時は私語を慎み、飲食後は速やかにマスクを着用するよう呼びかけ、注意事項に協力しない客には退出してもらうこともあるとしている。

浅草演芸ホールは1964年開館。落語協会や落語芸術協会の落語定席となっている。また、浅草の観光名所としても広く知られている。

詳細はこちら