香港着のヴィスタラ機、乗客47名からコロナ陽性反応 

香港国際空港(HKG)

4月4日に到着した、デリー発香港行きのヴィスタラ(UK)6395便に搭乗してた乗客47名から、新型コロナウイルスの陽性反応があったことがわかった。

機材は188席を配置しているエアバスA321neoで、そのうち47人から陽性反応があった。そのうち22人は、強制検疫のために滞在していたホテルでの検疫期間中に感染が確認された。

香港政府の発表によると、感染者は1列目から31列目まで幅広く発生している。同便では機内食が配布されていたとみられている。

これにより、インドのほか、同様に新型コロナウイルスの輸入症例が確認された、パキスタンとフィリピンから到着する旅客便の運航は、4月20日から禁止される。

香港政府は、新型コロナウイルス変異株の蔓延を防ぐため、4月14日より旅客便の防疫措置を強化している。同一便に3名以上の新型コロナウイルス感染者がいた場合、同一出発地から同一航空会社の便で2名以上の新型コロナウイルス感染者7日間の中で2回以上出た場合、同一便に新型コロナウイルス感染者が1名かつ香港入境時の必要書類に不備があるなどの入境条件に合致しない旅客が1名以上いた場合、14日間運航の停止が命じられる。また、直近7日間で、特定国から香港入境者のうち、変異株のN501Y感染者が5名以上いた場合、当該国からの全ての到着旅客便を14日間停止する。