スカイマーク、乗員による飛行中の写真撮影で再発防止策提出

スカイマーク(ボーイング737-800型機、JA737T)

スカイマークは、乗員が飛行中にスマートフォンで写真を撮影してSNSに投稿し、国土交通省航空局から厳重注意を受けたことに対し、再発防止策を報告した。

この事案は、2020年12月21日、東京/羽田発沖縄/那覇行きのSKY521便に乗務していた、24歳の副操縦士が飛行中、自身のスマートフォンで操縦室前方の景色を撮影し、Twitterに投稿していたもの。航空法や運航規程違反にあたるとして、国土交通省は厳重注意したほか、機長と副操縦士に対しては乗務停止や懲戒の社内処分を行っている。

全運航乗務員や運航本部の職員を対象としてコンプライアンス教育を行うほか、運航乗務員には、定期的に実施するミーティングで討議を行い、意識向上を図る。入社後に初めて乗務資格取得訓練を開始する運航乗務員訓練生に対しては、座学訓練や路線訓練を開始する際に、法令規程の遵守やコンプライアンス教育を行う。

また、運航中の操縦室内の携帯電話の使用制限を強化し、電源を切ることとする。

詳細はこちら