九州豪雨支援でANAパイロット有志が寄付募る オンライン航空教室などのリターンも

全日本空輸(ANA)のパイロット有志が、クラウドファンディングプラットフォーム「ANA WonderFLY」で、7月の九州豪雨災害の支援金を集める企画を8月31日より開始した

発案したのは、学生時代に新潟県中越地震で被災し、避難所生活を経験した、副操縦士の星野さん。「豪雨災害で被災された方々の力になんとかなりたい」という想いで、社長と社員の懇親の場であるバーチャルタウンホールミーティングで被災地支援を提案し、採用されたという。同じ想いを持つパイロットを集め、「ANA Blue Challengers」として支援に取り組む。

寄附金額に応じてリターンが異なり、500円で「パイロットからのお礼メール」、2,000円で「参加証明書(御礼のメッセージビデオ付き)」、3,000円で「パイロット手書きのお礼の手紙」、5,000円で熊本へのフライトで、パイロットが大切にしているポイントについて語る「熊本便が100倍楽しくなる! オンライン航空教室 ~熊本編~」(Live配信、11月7日実施)、10,000円で最大10名の少人数スタイルで双方向コミュニケーションがとれる「熊本便が100倍楽しくなる! オンライン航空教室 ~熊本編~(Zoom、11月8日実施)」のリターンを受け取ることができる。目標額は100万円で、集まった資金のほとんどを災害支援にまわすため、リターンはパイロットが手作りしたものだという。期間は9月30日まで。マイルでの寄付も可能。

今回の企画の成功後は、他の被災地支援にも取り組んで日本中に元気を届けていく予定だという。

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