ANAのエアバスA380型機、約3ヶ月ぶりに飛行 約26分間

全日本空輸(ANA)は、エアバスA380型機2号機の整備フライトを、きょう6月22日昼過ぎに実施した。

2号機は午後1時24分に、成田空港の191番スポットを出発。午後1時40分にA滑走路を離陸し、千葉県上空や九十九里沖を飛行し、午後2時6分に成田空港のA滑走路に着陸、午後2時14分に191番スポットに到着した。

3月25日に、ブルーの1号機がNH181便、エメラルドグリーンの2号機がNH183便として、ホノルルから成田に到着。その後は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、同路線の運航停止に伴い、成田空港に駐機した状態が続いていた。

飛ばさない状態を約90日間続けることで、重整備を行う必要が出てくることから、飛行を決めたもの。他の機材も、同様の飛行を行うか、路線投入を行っているという。1号機はあす6月23日に飛行する予定。

受領が遅れている、サンセットオレンジの3号機は、今秋にも受領を計画している。3号機の受領によって、ANAホールディングスが発注済みの3機が揃うことになる。3機の運航開始後、東京/成田〜ホノルル線は1日2便をエアバスA380型機で運航することになる見通し。