香港国際空港での乗り継ぎ禁止 3月25日から14日間

香港国際空港(HKG)

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、3月23日に開いた記者会見で、25日午前0時から14日間、香港国際空港での乗り継ぎを暫定的に禁止した。

また、海外から航空機で香港に到着した、すべての香港非居民の入境(入国)を禁止する。香港居民にあたる人は、香港の永住ID保持者、香港旅券もしくはイギリス旅券の香港居住権保持者、香港IDと就労・学生ビザ保持者、有効期限前の就労ビザ保持者のみとなる。

また、例外的に中国本土、マカオと台湾から香港に入国する人は、過去14日以内にその他の国・地域に滞在していない場合に限り、香港居民、非居民にかかわらず14日間の強制検疫を行うことを条件に、入境が認められる。外交旅券での旅行者、香港居住者の配偶者や子供、現地政府職員、流行抑制のために香港政府から入国を許可された場合も免除される。

香港国際空港では、全ての乗り継ぎを受け付けない。

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