ANAHDと三井不動産、日本橋エリアにアバター100体投入へ

ANAホールディングスと三井不動産は、日本橋エリアでアバターの都市実装共同事業を12月より開始する。

12月にも普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」での買い物体験が可能となるショップを期間限定でオープンする。遠隔地にいて日本橋まで足を運べない時や、家から出られない時などでも、アバターを通じた接客により買い物ができる。アバターを使って講演者が遠隔地からカンファレンスに登壇したり、日本橋に足を運ばなくともワークショップに参加することなども可能となる。

また、都内複数箇所でのプロジェクションマッピングを、日本橋エリアからアバターを操作して楽しむ実証を行うほか、2020年1月より日本橋で開催予定の五感で楽しむ花の体感型アート展「FLOWERS BY NAKED 2020-桜-」では、パソコンからアバターを通じた来場が可能になる仕掛けや、リアルとデジタルが融合した演出も検討する。

日本橋の多目的スペース「Flatto」でも、2020年3月よりアバターを導入し、地域の子供への教育プログラムの講師がアバターを使って遠隔地から参加したり、その場にいないビジネスパーソンがビジネスサークルに参加するなどの利用もできるようにする。

2020年3月には、宇宙ビジネスに携わる人が交流する拠点「宇宙ビジネス拠点 X-NIHONBASHI」にも、「newme」を複数台導入する。他のオフィスやイノベーション拠点、カンファレンス施設への設置も推進する。

両社は2020年度内にも、日本橋エリアでアバター100体の投入を目指す。

詳細はこちら