JR西日本、「山陰めぐりパス」「山陰フリーパス」を山陰DCにあわせて設定

JR西日本は、2018年夏に開催する「山陰デスティネーションキャンペーン」に合わせ、鳥取・島根両県を目的地とした企画乗車券を設定・発売する。

京阪神エリア発着の「山陰めぐりパス」と、岡山・広島エリア発着の「山陰フリーパス」は、いずれも7月1日から9月30日の「山陰デスティネーションキャンペーン」期間限定で利用できる。

「山陰めぐりパス」は、京阪神エリアが出発地となり、山陰自由周遊区間が4日間乗り放題となる。フリーエリアまでの往復には山陽新幹線・伯備線(特急「やくも」号)経由と智頭急行線(特急「スーパーはくと」号)経由を選んで利用ができるが、往復で同じ経由選択はできない。往復では新幹線・特急列車の普通車指定席が、フリーエリアでは特急・普通列車の普通車自由席が利用できる。JR西日本ネット予約「e5489」を利用した場合、大阪市内発着は大人12,000円、こども1,000円となる。駅などでの購入や、京都市内・神姫ゾーン発着の場合、価格が異なる。発売期間は6月1日から9月26日までで、利用開始日の1か月前から前日まで購入できる。

「山陰フリーパス」は、岡山・広島エリアが出発地となり、同じく山陰自由周遊区間が4日間乗り放題となる。フリーエリアまでの往復は伯備線(特急「やくも」号)経由となり、広島市内発着は岡山まで山陽新幹線を利用できる。こちらも往復では(新幹線・)特急列車の普通車指定席が、フリーエリアでは特急・普通列車の普通車自由席が利用できる。岡山発着は大人10,000円、広島市内発着は大人14,000円で、こどもは一律1,000円となる。発売期間は6月1日から9月24日までで、利用開始日の1か月前から3日前まで購入できる。なお、JR西日本ネット予約「e5489」では6月15日から発売する。

なお、山陰デスティネーションキャンペーンにあわせて運行を開始する、観光列車「あめつち」の乗車には、別途普通列車グリーン券が必要となる。