航空各社、10日も台風の影響で欠航相次ぐ

台風11号

気象庁発表の10日10時現在の台風11号進路予想図

 航空各社は強い台風11号の影響で、10日も引き続き国内の一部便で欠航を決めています。
 日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは隠岐空港発着全便の欠航を決めたほか、中部・伊丹・関西空港の午前中運航便を中心に欠航もしくは遅延、南紀白浜・但馬・出雲・徳島・高松・松山空港発着便は午前中の運航便を中心に欠航が決定。小松空港発着便は日中帯に一部運航を取りやめています。
 全日空(ANA)は仙台・能登・小松・大島・八丈島・中部・伊丹・関西・神戸・鳥取・米子・岡山・広島・徳島・高知空港を発着する便に欠航を含めた運航への影響が発生しています。
 スカイマーク(SKY)は新千歳・仙台・羽田・茨城・中部・神戸・米子・長崎・鹿児島・那覇空港発着便に欠航、遅延、他空港への着陸等の可能性があるとしています。
 スターフライヤー(SFJ)は北九州-羽田線、関西-羽田線、福岡-中部線の計8便の欠航を決めています。
 ソラシドエア(SNJ)は神戸-那覇線運航便に遅延・欠航・他空港への着陸などの可能性があるとしています。
 エア・ドゥ(ADO)は神戸・岡山・小松・富山空港発着の便に遅延・欠航・他空港への着陸などの可能性があるとしています。
 フジドリームエアラインズ(FDA)は福岡-静岡線のFDA142便と、静岡-新千歳線のFDA153便の欠航を決定しており、名古屋小牧・静岡・松本空港発着の全便に欠航や遅延等の影響が発生する可能性があるとしています。
 天草エアラインは熊本-伊丹線のAMX801便とAMX802便の欠航を決定。その他の天草発着の福岡線と熊本線は平常通りの運航を予定しています。
 ピーチアビエーション(APJ)は関西発着便を中心に遅延等の影響が出ています。
 ジェットスター・ジャパン(JJP)は新千歳・成田・関西・中部・高松・松山・福岡・鹿児島・那覇空港発着の合計22便の欠航を決めています。
 バニラ・エア(VNL)が運航する10日の便は平常通りの運航を予定しています。
 春秋航空日本(SJO)は全便スケジュール通りの運航を予定しているものの、台風の接近により遅延する可能性があるとしています。