エミレーツ航空、41都市への運航便減便 ドバイ空港の滑走路大規模改修で

エミレーツ航空,ドバイ国際空港

エミレーツ航空がハブとするドバイ国際空港 資料提供:エミレーツ航空

 エミレーツ航空(UAE)は5月1日から7月20日までの期間中、同社全就航路線のうち41都市への運航便の減便とフライト時間を一部変更すると発表しました。

 これは同期間中にドバイ国際空港で行われる大規模な滑走路改修工事を受けたもの。エミレーツ航空によると、これらの変更は数カ月前から計画し、既に実施されているため、5月から7月の航空券予約者への影響はないとしています。同期間中のエミレーツ航空便を検索する際は、利用可能なフライトのみが表示されます。

 羽田便(EK313/EK312便)、成田便(EK319/EK318便)、関空便(EK317/EK316便)は、平常通り毎日運航します。

 ドバイ国際空港は今回の滑走路改修プロジェクトで、再舗装およびその他の拡張作業を行うため滑走路を順次閉鎖。これに伴い、エミレーツ航空は5月に20機、6月に22機、7月に22機の航空機を運航から外し、この機会に保有機が最高の状態で運航されるよう機体メンテナンスと機内改修作業を実施します。

 機内改修ではブロードバンド通信接続サービスソリューション、グローバル・コミュニケーションズ・スイートの段階的なアップグレードのほか、機内エンターテイメントシステムの改修等が行われる見込みです。