この夏は北海道へ JR北海道のフリーきっぷ続々登場 

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今年の夏JRグループでは、「北海道デスティネーションキャンペーン~こころにくる旅。キュンと北海道~」を実施する。

デスティネーションキャンペーンとは、JRグループが地元自治体などと連携したキャンペーンのことで、JRの各駅でパンフレットやポスターなどで掲示されているのをご存知の方もいるかもしれません。

キャンペーン期間、JR北海道では管内で便利なフリーきっぷを販売します。

今回はキャンペーン向けに設定されたきっぷと、従来から設定されていた類似のきっぷも紹介するので、旅行のスタイルに合わせて選ぶと、よりお得に北海道を楽しむことができる。

関西発のピーチに加え、夏からは首都圏からもジェットスターやエアアジアなどのLCCが新千歳空港に就航する。これらの航空会社の航空券やパックツアーに加えて、現地移動のきっぷを購入するといいかもしれません。

キュンと北海道フリーパス

JR北海道全線、特急列車の自由席が利用可能。コロプラ☆北海道乗り放題パスよりも安上がりとなる。

利用期間:平成24年7月1日~9月30日

販売期間:平成24年6月1日~9月28日

有効期間:3日間

値段  :おとな17,000円 こども8,500円

注意点 :特急列車の指定席やグリーン席を利用する場合、指定席特急料金やグリーン席+特急料金が必要。

三連休おでかけパス

JR北海道全線、特急列車用では特急の自由席が利用可能で、4回までは指定席も利用可能。普通列車用では普通・快速列車の自由席が利用可能

利用期間:平成24年7月14日~16日、9月15日~17日(キャンペーン実施中のみ抜粋)

販売期間:利用開始日の1ヶ月前から前日まで

有効期間:3日間

値段特急列車用18,000円(こども2,000円)・普通列車6,600円(こども1,000円)

注意点利用開始当日の購入は出来ない。大人1名につき、こどもは3名まで発売。また、普通列車用で特急・急行には乗車できず、別途、料金に加えて運賃も必要。

コロプラ☆北海道乗り放題パス

JR北海道全線、特急列車の自由席が利用可能

利用期間:平成25年4月2日まで(2日間用は4月1日まで)

発売期間:平成25年3月31日まで

有効期間:2日間または3日間

値段2日間用17,000円(こども8,500円) 3日間用19,000円(こども9,500円)

注意点特急列車の指定席やグリーン席を利用する場合、指定席特急料金やグリーン席+特急料金が必要。

北海道フリーパス

JR北海道の全線・JR北海道バス線(札幌~旭川・帯広・紋別・キロロ・えりも・広尾間の都市間バス及び臨時バス路線は除く)。 特急列車の自由席が利用可能で、6回までは指定席も利用可能。

利用期間:通年。ただし平成24年度は8月11日~15日、12月29日~1月6日は利用不可
発売期間:通年

有効期間:7日間

値段25,500円(こども同額)

注意点特急列車の指定席やグリーン席を利用する場合、指定席特急料金やグリーン席+特急料金が必要。

など、様々なフリーきっぷがあります。

北海道は土地が広く、周遊する場合は距離を稼いでしまい、きっぷも高くなりがち。

例えば、大人2人、子供2人の家族が札幌〜稚内間を特急指定席で往復する場合、普通のきっぷでは61,020円かかるが、「三連休おでかけパス」を利用した場合は4万円と、単純往復だけでも2万円以上安くなるのだ。

さらに、JR北海道全線が利用可能なので「1日目は函館、2日目は札幌、3日目は網走や帯広」といった道内をくまなく回るといったプランでも、これらのきっぷは利用価値が高いとなる。

今回は、JR北海道全線で利用可能なフリーきっぷを紹介しましたが、札幌近郊用などの地域ごとに設定されているフリーきっぷもあるので、ぜひチェックしてみよう。

今年も続く節電。今夏は北海道で涼しく過ごして節電に貢献した旅をするのもいいですね。