神戸~高松間が往復3300円  知る人ぞ知る快適な交通機関「ジャンボフェリー」

ジャンボフェリー

関西と四国は、距離的には近いものの、明石海峡大橋などをするとかなりの距離があります。

瀬戸大橋に加え、明石海峡大橋としまなみ海道の計3ルートの陸路が開通した後も、瀬戸内には多くの航路が存在し、離島のみならず都市間においてもの重要な交通路の一つとなる。

今回は、神戸(三宮)と高松を結ぶ航路「ジャンボフェリー」の魅力をお伝えしたいと思う。

現在、ジャンボフェリーは毎日4往復運航されており、神戸(三宮)と高松を4時間~4時間半で結んでいる。

ジャンボフェリーの運賃の安さは驚き

片道1800円・往復3300円の運賃は、高速バスやJRの在来線の約半額と大変お得な運賃で、実際に乗船した際も、学生や若者の利用が目立ちました。

また、各種割引も充実しており、4枚回数券だと1枚あたり1475円ですので、2人で往復する際にはこちらのほうがお得。

また、本数も多く所要時間も短いものの運賃あが高い、神戸~高松間を運行するライバルである高速バス「フットバス」とも提携して共通回数券を販売するなど、乗客のニーズに応えている点も嬉しいところ。

また、ジャンボフェリーの魅力は運賃にとどまらず、広々としており、充実している船の設備は、バスや鉄道には真似の出来ないものがあります。

お勧めしたいのは和室

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和室といっても畳ではなくカーペット敷きですが、特に混雑していなければ完全に横になることが出来ます。特に疲れているドライバーさんや旅人にはお勧めしたい設備となる。中高年の方にも人気のようとなる。

客室には和室・洋室(座席室)ともに、窓側の至る所にコンセントが設置されており、携帯電話の充電やパソコンを使う人には重宝します。

そして、ジャンボフェリーには女性専用室と大型トラックドライバー専用室があります。

女性専用室は座席ですが、もともと一等だった座席なので、一般の座席質よりも大型の座席に身を預けることが出来ます。

船内設備も充実!

さらに、男性専用ですがドライバー専用室の入口には浴室やサウナがあり、一般客でも利用可能とのこと。女性の方はシャワールームがあります。

そのほかにもゲームコーナーやうどんや軽食、お土産、入浴用品などを販売している売店もあり、4時間はあっという間に過ぎていきます。

関東と香川間の利用でも便利!

さてこのジャンボフェリー、香川県と関西の往復にはもちろん、関東と香川間の利用にも便利となる。

例えば、関東~香川へ安価に移動しようとすれば高速バスが一般的ですが、本数も限られてしまい値段も割高。ピーク期には満席のため、関西でバスを乗り継がなければならないというケースがあります。

しかし、そんな時でもバスからジャンボフェリーに乗り継げば、バス・バス乗り継ぎよりもお得に移動できる。

例えば、WILLER TRAVELでは、東京都内から三宮のジャンボフェリー乗り場を結ぶバスを催行している。また、ジャンボフェリーは車両航送でない場合は予約不要なので、予約が取れなくても当日行けば乗船できる。

また、神戸空港からのアクセスも比較的良く、例えばスカイマークの成田線と組み合わせればwebバーゲンと往復割引の組み合わせで、連絡するポートライナーを含めても1万円でお釣りが来ます

一方、高松側では高松駅方面への無料送迎バスが運行されているのは嬉しいサービス。(三宮側の駅連絡バスは有料)。

皆さんも、ジャンボフェリーで瀬戸内のゆっくりした時の流れを感じながら、うどんをすすりに行ってみてはいかがでしょうか?

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