デルタ航空、国際線と国内線上級クラスで提供する食器類を刷新 「アレッシイ」を採用

デルタ航空は、国際線とアメリカの大陸横断路線の最上位クラス「デルタ・ワン」と、アメリカ国内線の「ファーストクラス」で使用される食器類の刷新にあたり、ハウスウエアメーカー「アレッシィ(ALESSI)」を選定したと発表した。

アレッシィは、革新的でスタイリッシュかつ機能的なデザインと長い歴史を持つイタリアのブランド。同社のデザイナーは、これまで数々のユニークな作品を生み出し、その多くは、ニューヨーク現代美術館(MOMA)をはじめ世界各地の美術館で常設コレクションとして展示されている。アレッシィの製品が大手航空会社の機内に導入されるのは今回が初めて。

今後数ヶ月にわたり、デルタ航空の機内サービスチームとアレッシィのデザイナーチームが協力して、コンセプトづくり、デザイン、機内での試作品テストを経て、2017年中頃の導入を目指す。

デルタ航空の機内サービス担当マネージング・ディレクター、ロビン・クレイン(Robyn Klein)氏は「ご旅行中のあらゆる場面と細部の経験は、お客様にとって大変重要であると理解している。革新的かつユニークなデザインで業界をリードし続けるアレッシィの、才能溢れるクリエイティブチームと共同作業をすることで、同社の妥協なきエレガンスと、デザイン・インスピレーションに基づくサービスの概念を飛行機の中に取り入れることができる。」とコメント。

アレッシィの米国・カナダ地区マネージング・ディレクター、パオロ・クラベディ(Paolo Cravedi)氏は「真に思い出に残る機内サービスを提供できるかは、機内食が提供された際に最初に手にする食器が鍵を握ります。アレッシィは、デルタ航空の食事や飲み物へのこだわりと、その味覚を引き立てるような、オリジナルでインスピレーションに溢れたプレートやグラス、ナイフやフォークなどのサービスウエアを開発します。」とコメントした。

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