新型コロナウイルスの患者、タイで確認 中国国外で初

外務省海外安全ホームページ

タイ公衆衛生省は、1月13日、中国・武漢で確認された新型コロナウイルスの患者が、タイ国内で確認されたと発表した。

世界保健機関(WHO)によると、患者は中国国籍で、1月8日のバンコク・スワンナプーム国際空港到着時には熱があったという。公立病院で軽度肺炎の診断がされ、検査の結果、新型コロナウイルスによるものとしている。

中国以外で新型コロナウイルスを発症した患者が確認されたのは初めて。人から人への感染は、現在のところ確認されていない。

日本の厚生労働省では、武漢からの帰国・入国者に対して、咳や発熱等の症状がある場合には、検疫官に自己申告するよう呼びかけている。日本では現在のところ、発症者は確認されていない。外務省では、スポット情報を発出して注意を呼びかけている。