2020年の最も安全な航空会社にカンタス航空を選出 日本の航空会社は選外、AirlineRatings発表

カンタス航空(ボーイング747-400型機)

航空格付け会社のエアラインレイティングス(AirlineRatings)は、モニターしている航空会社405社から2020年の最も安全な航空会社トップ20、最も安全なLCCトップ10を発表した。

トップはカンタス航空で、長年に渡り死亡事故を発生させていないことが評価された。以下20社は、ニュージーランド航空、エバー航空、エティハド航空、カタール航空、シンガポール航空、エミレーツ航空、アラスカ航空、キャセイパシフィック航空、ヴァージン・オーストラリア、ハワイアン航空、ヴァージン・アトランティック航空、TAPポルトガル航空、スカンジナビア航空、ロイヤル・ヨルダン航空、スイス・インターナショナル・エアラインズ、フィンエアー、ルフトハンザ・ドイツ航空、エアリンガス、KLMオランダ航空が選ばれた。昨年ランクインした全日本空輸(ANA)や、2019年にパイロットの飲酒問題で選外となった日本航空(JAL)は選ばれなかった。

最も安全な格安航空会社(LCC)トップ10は、アルファベット順に、エア・アラビア、フライビー、フロンティア航空、香港エクスプレス航空、インディゴ、ジェットブルー航空、ボラリス航空、ブエリング航空、ウエストジェット航空、ウィズ・エアだった。2019年に選ばれた、ジェットスター航空、ジェットスター・アジア航空、トーマス・クック航空の3社が選外となった。

評価は、重大事故や機齢、財務状況などの多くの要素を考慮して行われる。