鹿児島市営バス、一部路線を民間事業者に移譲 経営状況厳しく

鹿児島市交通局

鹿児島市交通局は、厳しい経営状況を受けて、市営バスの一部路線を民間事業者の鹿児島交通と南国交通に移譲する。

鹿児島交通へ移譲されるのは、紫原エリアの3番・15番・19番・41番、城西エリアの13番・23番、唐湊エリアの25番、桜ヶ丘エリアの18番、谷山エリアの14番・33番の各路線。ただし、3番玉里団地線「北営業所~市役所~中央駅」間と14番谷山線「慈眼寺~谷山電停」間、18番大学病院線「脇田電停~桜ヶ丘団地」間は引き続き市営バスが運行する。移譲期日は2020年4月1日を予定している。

南国交通へ移譲されるのは、吉野エリアの2・6・22・36番、城西エリアの21番、伊敷エリアの40番、明和エリアの7・9・26・30番の各路線。移譲期日は明和エリアが2021年4月1日、それ以外は2020年4月1日を予定している。

なお、市では、原則として路線移譲後の3年間は、運行経路・便数を維持することを民間移譲の条件としている。

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