香港空港管理局、香港航空の財務状況や乗客の影響懸念 「状況を注視」

香港国際空港(HKG)

香港国際空港を管理・運営する香港空港管理局は、香港航空の財務状況や乗客への潜在的な影響を懸念しているとの声明を、12月2日、発表した。

香港航空管理局では、関連する政府部門と引き続き連絡を取り合い、状況を注意深く監視しているとしており、空港の円滑な運営を確保するために、必要に応じて適切な措置をとるとしており、香港航空に対して、乗客との緊密なコミュニケーションを維持し、乗客への潜在的な影響を最小限に抑えるためにあらゆる努力をするように要請すると明らかにした。

香港航空は、ロサンゼルス、バンクーバー、ホーチミン、天津線から撤退するほか、札幌/千歳、東京/成田、大阪/関西、沖縄/那覇、バンクーバー、ソウル/仁川、海口、杭州、南京、バンコクを結ぶ便を減便することをすでに発表している。機内エンターテインメントシステムは、12月1日から使用できなくなった。従業員に対する給与の遅配も明らかになっている。