香港航空、バンクーバー・ホーチミン・天津線から来年2月撤退 太平洋横断路線全廃

香港航空

香港航空は、香港〜バンクーバー・ホーチミン・天津線の3路線から、2020年2月に撤退すると発表した。

香港〜バンクーバー・天津線は2月10日、香港〜ホーチミン線は2月20日が最終運航日となる。予約客には返金や日程変更、別の目的地への変更、提携航空会社への振替を受け付ける。

香港〜バンクーバー線はキャセイパシフィック航空とエア・カナダの2社、香港〜ホーチミン線はキャセイパシフィック航空とベトナム航空、ベトジェットエアの3社もそれぞれ運航している。香港〜天津線は香港航空のみが運航しており、撤退により路線がなくなることになる。

香港航空では、「香港で進行中の社会不安により引き起こされる厳しい経営環境下で他の路線の運営に集中する」としている。すでに、香港〜ロサンゼルス線の運休を発表しており、太平洋横断路線はなくなることになる。

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