ジェットスター航空、エアバスA321LR型機の仕様決定 日本導入機材より6席減、来年8月受領

ジェットスター航空は、エアバスA321LR型機を2020年8月に受領すると発表した。オーストラリアと太平洋地域で初の導入になるという。

席数はエコノミークラス232席で、座席はレカロ製。大型の荷物棚やタブレットスタンド、USB電源、色調整ができるLED照明を備える。ストリーミングによる映画やテレビ番組など機内エンターテインメントも提供する。機体の塗装を見直すほか、軽量のカートや貨物コンテナを搭載することで、170キロの軽量化を図る。

現行のエアバスA321型機と比べて約1,200キロ長く飛べることから、メルボルン〜ナンディ線やケアンズ〜オークランド線などへの就航も可能となる。まずはオーストラリア国内線やシドニー〜デンパサール線などの一部の国際線に投入する。

ジェットスター航空が導入するのは、カンタスグループが109機を発注したエアバスA321neoの一部で、18機を2022年半ばにかけて導入する。

ジェットスター・ジャパンが導入するエアバスA321LR型機は、エコノミークラス238席構成とすることを発表しており、オーストラリアで運用する機体は6席少ない構成となる。

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