ピーチ、成田3タミ使用開始 ピンク版ビッグハンドで初便見送り

Peach(ピーチ)はきょう10月27日、成田空港を拠点化し、第3ターミナルからの運航を開始した。ターミナル変更後の初便となったのは東京/成田〜大阪/関西線のMM312便(エアバスA320型機、機体記号:JA13VA)で、同社の井上慎一代表取締役CEOや社員が出発を見送った。

MM312便が出発する163番ゲート前には「Share Happiness Morning」と称して、ピーチティーや桃ジュース、ピンクのカップケーキなどを提供するブースを設置。井上CEOもエプロンを着用して立ち、利用客に飲み物を手渡した。

バニラエアでおなじみだった「ビッグハンド」はピーチにも引き継がれた。ピンク色の「ピーチ版」として新調され、客室乗務員が着用して利用客とハイタッチを交わした。

当初は出発を祝う放水アーチが予定されていたものの、空港運用の都合で急遽中止。社員らはターミナルから手を振って見送った。

井上CEOは、「今日からピーチは変わる。これまで首都圏を拠点としていたバニラエアと、関西を拠点とするピーチが強力なスクラムを組み、アジアのリーディングLCCを目指す」と新たな出発への決意を述べた。

▲エプロンを着用して「Share Happiness Morning」ブースに立つ井上CEOら。

▲乗客にはピンクの綿菓子などの記念品が配られた。

▲第3ターミナルから出発するMM312便。初便は147名が利用した。

▲バニラエアが使用していたFカウンターを引き継いだ。