千葉県のJR・高速バスはほぼ復旧 乗務員ら被災も奮闘

JR東日本 E217

JR東日本千葉支社は、13日に内房線・外房線の不通区間の運転を再開した。また、高速バス路線も概ね運転を再開した。

13日朝までに、運転を見合わせていた内房線の君津~安房鴨川駅間と外房線の勝浦~安房鴨川駅間の運転を再開した。なお、運転を取りやめている久留里線は、14日も終日運休することを決めた。6日続けて不通となり、久留里線の定期券を持つ旅客は、無手数料での払い戻しまたは期間延長が受けられることが確定した。

日東交通

高速バスは、日東交通などの二子玉川・渋谷~木更津金田バスターミナル~安房鴨川・鴨川シーワールド・亀田病院線「シーバレー号」が運行を再開した。高速バスの運休は、同社などが運行する千葉~鴨川線「カピーナ号」のみ。

なお、日東交通とJRバス関東が共同運行する「新宿君津号」は、日東交通の乗務員確保が困難になったため、下り(君津行)は、バスタ新宿午前8時30分発の2号と同午後5時10分発の13号、上り(新宿行)は、君津駅南口午前6時1分発の2号と同午後1時21分発の10号の計4往復が、あす14日から16日までの間運休する。

同社の公式ツイッターでは、被災した従業員が復旧にあたっていることも発信し理解を求めている。