国土交通省、空港での保安検査強化 上着や靴もX線検査、検査紙で爆発物検査も

国土交通省は、テロ対策の一貫として、空港での保安検査を強化する。

国際線に加え、国内線でもコートやジャケット類の上着のX線検査を行う。さらに、国際線・国内線ともに、安全靴、厚底靴、ブーツ、くるぶしを覆う靴は全てX線検査を行う。爆発物等検査も強化し、無作為に検査員が体に触れて行う検査に加え、検査紙で体に触れたりする検査も新たに実施する。いずれも9月13日から実施する。

また、ラグビーワールドカップ期間中にあたる、9月13日から11月5日までにかけては、小型無人機の客室内への持ち込みを禁止する。預け入れ手荷物とすることはできる。

国土交通省では、検査の強化に伴い、保安検査場の混雑が一定程度予想されることから、余裕を持って空港へ向かうよう求めている。