中部国際空港、第2ターミナルで旅客ハンドリング総合訓練実施

中部国際空港は、9月20日の第2ターミナルの供用開始を前に、旅客ハンドリング総合訓練に9月3日に実施した。

模擬旅客300名と、航空会社、税関、出入国在留管理庁、検疫所、警備会社、ボランティアなどの空港関係者約150名。手荷物預けや保安検査、搭乗ゲートまでの出発フローと手荷物受取などの到着フローを確認した。

模擬旅客は約60名ずつ5組に分かれ、それぞれが指定された国際線の便を利用するという想定で実施した。訓練後に実施するアンケートでは、デザインがシンプルで分かりやすいといったことや、インスタ映えしそうなど好評だったという。動線の長さは、プロジェクトマッピングを映すなどの工夫で気にならなかったとのコメントもあったという。一方で、場所によってはアナウンスが聞こえづらかったり、防火シャッターなどでサインが見えづらいという意見もあったとしている。

第2ターミナルには、ジェットスタージャパン、エアアジア・ジャパン、チェジュ航空、ティーウェイ航空、エアプサンの5社が利用する。