ピーチ、「Airport Moving Map」と「自機位置表示機能」を採用 日本初

ピーチ(エアバスA320型機)

ピーチ・アビエーションは、「Airport Moving Map(AMM)」と「自機位置表示機能」を日本の航空会社として初めて採用した。

運航乗務員が機内で使用する、電子マニュアル「エレクトロニック・フライト・バッグ(EFB)」に新たに搭載したもの。「AMM」は空港の駐機場、誘導路などの詳細を把握できる機能で、「自機位置表示機能」と合わせることで、大規模な空港においても、タブレット端末上の航空図で自機の位置を把握することが可能となる。

ピーチ・アビエーションでは、2017年6月に運航乗務員が使用する紙マニュアル類を廃止し、タブレット端末に移行している。これにより、マニュアルの変更を迅速に周知できるほか、離発着時の機体性能を即座に計算することが可能となり、運航効率の最適化も実現できた。機体重量は約21キロ軽減でき、年間でドラム缶約180本分にあたる約62,000ポンドの燃料消費量が削減できたという。

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