三菱航空機、「SpaceJet M100」の売買協議で覚書 北米の顧客と15機

三菱航空機は、現地時間6月19日、「Mitsubishi SpaceJet(三菱スペースジェット)ファミリー」で、開発を計画している「SpaceJet M100」の売買に関する協議を開始したことを明らかにした。

機材数は15機で、北米の顧客と売買に関する協議を開始する旨の覚書(MOU)を締結した。2024年からの納入を予定している。

三菱航空機は、「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を「Mitsubishi SpaceJet(三菱スペースジェット)」に改称している。「SpaceJet M100」はコンセプトスタディ中で、開発が決定した場合には今年後半にも発表を予定している。北米のリージョナル機の標準仕様である3クラス仕様の場合、65席から76席を配置できる。

三菱航空機の水谷久和社長は、「この度の私たちのSpaceJetプログラムに理解を頂いたお客様に感謝します。この製品には既に多くの他の航空会社からも強い関心が寄せられている。これは、この航空機ファミリーが、乗客の皆さんの心地良さ実現や、また航空会社の各種課題解決に強く期待されていることを示していると思う。」とコメントした。