成田国際空港、ターミナルの巡回警備にロボット導入 「セコムロボット X2」を計4台

成田国際空港は、6月3日よりターミナル巡回警備の一部に、自律走行型巡回監視ロボットを導入する。

警備強化を目的として導入するもので、導入機種は「セコムロボット X2」。第1ターミナルと第2ターミナルにそれぞれ2台を導入する。6月から9月にかけては、各ターミナルで1台ずつを運用する。

「セコムロボット X2」は、障害物を回避して完全自動自律走行が可能。全方位カメラによる監視、画像解析による異常検知、緊急時にロボットを介した監視室と利用者の通話も可能。熱画像センサーを実装した点検用アームや炎検知センサーなども搭載している。大きさは縦112センチ、横84センチ、高さ122.5センチ。重さは約230キロ。2005年に販売を開始した「セコムロボットX」の機能を強化したロボットで、成田国際空港が初の導入先となる。