マカオに新たな統合型リゾート「ザ・ロンドナー・マカオ」 2020年から21年に開業

ラスベガス・サンズとサンズ・チャイナは、新たな統合型リゾート「ザ・ロンドナー・マカオ」の詳細を発表した。

英国をテーマとして、既存の統合型リゾート「サンズ・コタイ セントラル コタイ ストリップ」を再開発するもので、正面の外観は有名なウェストミンスター宮殿と国会議事堂をモデルにして、96メートルのエリザベスタワーも建設する。2020年から2021年にかけて順次オープンする。

内部にはゴードン・ラムゼイの英国風本格派ガストロパブから新しいタイ料理レストランの「ザ・ミューズ」などの著名レストランも擁する。店舗数は200以上で、ミーティングとコンベンションスペースは34,000平方メートル、スパ3ヶ所、ヘルスクラブ4ヶ所などを設ける。

バーチャリリアリティー体験として、「衛兵交代」などをテーマにしたストリートモスフェア・ショーや、英国の歴史や文化、文学に登場する有名なキャラクターを主役とするパレードが毎日行われ、6,000席を有するアリーナも開設する。

マカオで開かれた発表会には、グローバル・ブランド・アンバサダーのデビッド・ベッカム氏も参加した。デビッド・ベッカム氏は、初めてデザインの文やにも進出し、最上階スイートのデザインに、自身のビジョンとスタイルを反映させるという。

ラスベガス・サンズのロバート・ゴールドスタイン(Robert Goldstein)社長兼最高経営責任者は、「ザ・ロンドナー・マカオの開発ほどエキサイティングなことは他にはありません。私たちは、マカオが観光においてもビジネスおいても世界有数のデスティネーションとなる日は近いと確信し、多額の投資を行ってきました。ザ ベネチアンとザ パリジャンは、既にそれぞれコタイ ストリップで必見のデスティネーションとなっておりますが、ザ ロンドナーがあらゆる面でそれらに匹敵することは確実となる。この3つの象徴的な統合型リゾートの相乗効果により、アジアとヨーロッパにおいては最高レベル、ラスベガスとは同等レベルの、レジャーとビジネス双方を組み合わせた観光施設が誕生します」と述べた。

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