JAL、中国向け越境ECで合弁会社 宏遠グループと7月設立

日本航空(JAL)と宏遠グループホールディングスは、共同出資会社となるJAL宏遠(JAL HONGYUAN)を7月に設立し、日本から中国への越境ECビジネスの商流構築をサポートし、配送する輸送プラットフォームを提供することに合意した。

JAL宏遠では、日本企業と中国のECサイト運営会社との間をマッチングし、売買契約を仲介する。売買成立後には、日本企業がJAL宏遠に納品し、ECサイト運営会社の倉庫管理委託のもと、発送指示が合った商品を梱包し、現在建設中の羽田の倉庫から北京へ輸送し、購入者へ配送する。

宏遠グループホールディングスは、北京空港に越境EC通関センターを設けており、1時間につき1万個の貨物の取扱能力を有している。

共同出資会社の資本金と資本準備金は合わせて2億円。出資比率はJALが51%、宏遠グループホールディングスが49%。

詳細はこちら