スカンジナビア航空のパイロット労組、ストを4月30日まで延長 交渉決裂、先見通せず

スカンジナビア航空のパイロットが所属する労働組合が決行しているストライキが、4月30日まで延長された。交渉は決裂しており、その後については決定していない。

デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの3カ国をベースとするパイロットによるストライキの影響で、4月26日から欠航が続いている。唯一の日本線となる東京/成田〜コペンハーゲン線もストライキの影響を受けて欠航となり、大型連休中の旅行客に大きな影響が及んだ。場合によっては、帰国ラッシュにも影響が出る可能性がある。

スカンジナビア航空では、欠航となったフライトの乗客に対して当初の出発時刻にあわせて空港へ向かわないことや、利用者に対してはウェブサイト上で運航状況を確認すること、連絡先を登録しておくことなどを呼びかけている。

スカンジナビア航空のウェブサイトなどで予約した人には、代替便をコールセンターで確保するよう案内しているものの、電話は繋がりづらい状態が続いている。旅行会社経由で申し込んだ人には、申し込んだ旅行会社で代替便の手配を行うよう求めている。振替便の利用に伴う宿泊は、1泊につき3万円まで、スカンジナビア航空が負担する。

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