ホテル三日月、ベトナム・ダナンに13万平方メートルの巨大リゾート建設

ダナン三日月JAPANESE RESORTS&SPA

勝浦ホテル三日月は、ベトナム・ダナンに「ダナン三日月JAPANESE RESORTS&SPA」を建設する。2021年の完成を目指す。

ダナンのパートナー企業の株式を2018年4月から段階的に取得し、今年4月には完全子会社化した。ベトナム政府から企業登録証明書にあたるIRCの発行を受け、商工中金のサポートにより、総額90億円のシンジケートローンを組成したことから、建設許認可を取得完了し、現地大手ゼネコンと契約を締結した。

シンジケートローンは、商工中金がアレンジャーを務め、千葉銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、京葉銀行、千葉興業銀行、銚子信用金庫が参加した。商工中金が取りまとめた海外投資のシンジケートローンでは、過去最大級の組成額となる。

温泉&アクアドームゾーンは全天候型のドーム施設。ウェーブプールやドラゴンスライダーなど水着で楽しめるアミューズメントを備える。温泉を楽しめる水着風呂、裸風呂ゾーンも設けた。ホテル部分は第1期294室、最終的には500室となる。ガーデンラグーンゾーンには1周450メートルの流水プールや12棟のヴィラ、オーシャンゾーンには飲食やバンケット施設を建設する。

建設地はダナン湾エリアで、総面積は13ヘクタール(13万平方メートル)。ダナンビーチ初となる5つ星ホテルの複合施設、ウォーターパーク、フード&エンターテイメントエリアなどを擁するリゾートとなる。総投資額は1億米ドル。まずは既存施設の改修工事を行い、7月にラグジュアリーヴィラ&オーシャンZONEをオープンする。2020年6月には第1期、2021年4月には第2期オープンを見込む。