フィンエアー、ビジネスクラスのアメニティに「マリメッコ」と「ラ・ブルケット」製品導入

フィンエアーは、ビジネスクラスなどで新アメニティを導入した。

アメニティは、フィンランドのブランド「マリメッコ(marimekko)」で、日本線を含む長距離路線で配布する。ポーチとアイマスクは「Rautasänky」、「Joonas」、「Jenkka」、「Pieni Melooni」の4つの柄、2色の計8種類で、コレクターズアイテムとなるような高級感を醸し出した。2種類ずつ導入し、6ヶ月ごとに変更する。プラスチックではなく紙帯で包装し、印刷されたQRコードを読み取ってウェブサイトにアクセスすると、デザインへのインスピレーションについて閲覧できる。日本語を含む数カ国語に対応し、機内Wi-Fiを通じて機内でもアクセスできる。

ソフトタッチのファブリックと高品質のストラップによって装着時の負担を軽減したアイマスクや、遮音性を向上した耳栓などを提供する。歯ブラシはコーンスターチを含むバイオプラスチック製、耳栓の包装はプラスチックからワックスペーパーに、スリッパはリサイクルしたペットボトルを活用するなど、サステナビリティを向上した。カミソリや靴下、櫛などの使用頻度が少ないアイテムは、要望によって提供する。これにより、プラスチックごみを年間約4.5トン削減できるという。

スウェーデンのオーガニックスキンケアブランド「ラ・ブルケット(L:A BRUKET)」の製品を、機内や空港ラウンジのアメニティに新たに採用する。アルミチューブタイプのアーモンド/ココナッツのリップクリームとカモミール/ラベンダーのフェイシャル・ハイドレーターをアメニティキットで提供するほか、化粧室にはハンドウォッシュとハンドクリーム、ラウンジにはシャンプーも設置する。

ビジネスクラスの枕とブランケットには、マイヤ・イソラ氏がデザインによる、ダークブルーにもう1色を配したクラシックな「Kaivo」柄が採用される。

フィンエアーのキャビン・インテリア・デベロップメント責任者のデビッド・コンドウ(David Kondo)氏は、「フィンエアーを頻繁に利用されるお客様にも目新しさ、新鮮さを感じていただけるように、より多くのパターンをより頻繁に導入したいと考えました。新しいアメニティポーチは旅行後も色々な用途に使えるようなサイズにしてあります」とコメントしている。

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