パラオ国際空港、日本企業出資で新ターミナル建設へ 2020年8月供用開始目指す

国土交通省は、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)による、パラオ国際空港の旅客ターミナル整備・運営事業への出資を、国土交通相が認可したと発表した。

双日と日本空港ビルデングは、海外交通・都市開発事業支援機構の支援を受け、パラオ国際空港の新旅客ターミナルビルの建設、既存旅客ターミナルビルの改修と運営に参画する。太平洋島嶼国の空港旅客ターミナルの整備・運営事業への参画は初めて。3社とパラオ政府が現地事業体、パラオ・インターナショナル・エアポートへ共同出資して事業を進める。3社の出資額は約3億円。

パラオ国際空港は、2,195メートル滑走路1本を保有。新旅客ターミナルの延床面積は、既存ターミナルの2倍強となる。既存ターミナル隣接地で4月にも建設に着工し、2020年8月の供用開始を目指す。