Google マップ、日本の地図をリニューアル ゼンリンと契約解除か

Googleは、日本での新しいGoogle マップの提供を開始した。

Googleによれば、「日本におけるGoogle マップの次のステップは、より柔軟かつ包括的なマップを皆さまに提供すること」として、ストリートビュー画像、交通機関を含む信頼のおける第三者機関から提供される情報、最新の機械学習技術、地域のユーザーからのフィードバックなどを活用し、新しい地図を開発した。

なお、最新のGoogle マップでは、日本の地域を表示した際に、コピーライト表記からゼンリン(ZENRIN)の表記が消えており、2005年のサービス開始当初から提携していたゼンリンとの契約を解除し、新たな地図データを参照している可能性が高い。

Googleは、新たな地図データの不具合について、「Googleはテクノロジーを得意としますが、それぞれの場所を一番熟知している各地のユーザーから提供される情報は地図を作る上で欠かすことができない。新しい地図では、ユーザーの皆さまがより簡単にフィードバックを送れるようになり、いただいた情報を元にGoogleは地図を最新の情報にアップデートすることができる。情報の更新や修正が必要な場合、ぜひマップの『フィードバックの送信』ツールからお知らせください」としている。