ヤマハ、成田空港のラウンジで仮眠システムのトライアル実施

ヤマハと成田空港ビジネスは、成田国際空港第1ターミナルの「NARITA PREMIER LOUNGE」で、仮眠システムのトライアルを2月27日から3月28日まで実施する。

ヤマハが開発と検証を進めている仮眠システムのプロトタイプをトライアルするもので、快眠音やノイズマスキングといった音に関する技術を活用して快適な入眠や目覚めをサポートする。最長30分の仮眠に対応する。2台を設置し、利用者にはアンケートを実施する。

日本人の5人に1人が睡眠状況に不満を持っており、厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」では、午後の短い昼寝が能率改善につながるとして、仮眠を推奨している。海外でも仮眠はパワーナップとして認知されているという。

実施時間は各日午前8時から午前11時30分までと午後2時から午後5時まで。対象者はラウンジの利用者となる。