パキスタン当局、領空内の民間機の飛行禁止 3月1日午前5時まで

外務省海外安全ホームページ

パキスタンの航空当局は、2月27日午後0時30分から3月1日午前5時まで、パキスタン領空内の民間機の飛行を禁止している。

2月26日にインド空軍機がパキスタン領内を爆撃したことで、両国間の緊張が高まっている。2月27日には、パキスタン空軍がインド空軍機2機を撃墜、インド空軍機もパキスタン空軍機を1機撃墜したとしている。

このため、パキスタン国内の全空港を発着する国内線、国際線の運航は現段階で停止している。日本とパキスタンを結ぶ路線は、パキスタン国際航空が東京/成田〜北京〜イスラマバード線を2月15日をもって運休しており、運航されていない。

タイ国際航空は、パキスタン発着便だけではなく、2月27日と28日に運航するヨーロッパ線を運休することを明らかにしている。日本の外務省はスポット情報を発出して注意を呼びかけている。