ネパール航空、大阪/関西〜カトマンズ線の就航を3月下旬に延期へ

ネパール航空

ネパール航空は、大阪/関西〜カトマンズ線の就航を少なくとも3月下旬まで遅らせる見通しであることがわかった。日本側の安全性に対する審査が長引いていることが理由だと、現地紙のカトマンズポストが伝えている。

ネパール航空は、2月27日から大阪で4つ星か5つ星のホテルの手配を求める公告を、1月31日付けで行っていた。フライトは冬スケジュール期間中は午前11時に到着し、午後1時に出発、夏スケジュール期間中は午前9時50分に到着し、11時20分に出発するとしている。

日本とネパール当局は2018年6月18日に開催した協議で、日本企業はネパール国内の全地点へ、ネパール企業は東京/羽田を除く日本国内の全地点へ乗り入れできるようにすることで合意した。便数もこれまでの週2便から週14便に大幅に拡大し、コードシェアの枠組みも自由化している。

日本とネパールの間は、1994年から2007年まで、ロイヤル・ネパール航空(当時)がカトマンズ〜上海/浦東〜大阪/関西線をボーイング757型機で週2便運航しており、2007年5月14日より運休している。新型機の導入や需要の増加により、直行便での運航が可能となる。現在は香港、バンコク、クアラルンプール、ムンバイなどに就航している。

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