バンブー・エアウェイズ、ベトナム国内線の運航開始 日本線の展開も

バンブー・エアウェイズ(エアバスA321neo)

FLCグループが設立した航空会社、バンブー・エアウェイズは、1月16日よりベトナム国内線の運航を開始した。

FLCグループが重点的投資を行っているベトナム国内の観光地をはじめ、将来的にはアジアや北米への路線展開を目指す。当初は10月10日に初飛行を予定していたものの、度々延期していた。ハノイやホーチミンと、クアンビン、クアンニン、ハイフォン、タンホア、ビンディン、フーコック、ニャチャン、ダナンなどのリゾート地を結ぶ路線を中心に路線展開し、2019年末までに37路線を展開する。日本や韓国、シンガポール、ヨーロッパへの路線拡大を視野に入れている。

機材はボーイング787-9型機を20機、エアバスA321neoを24機導入することを計画しており、フルサービス航空会社と格安航空会社(LCC)を組み合わせた、ハイブリッド航空会社を目指すとしている。

ベトナムの2大都市であるホーチミン〜ハノイ間は、1日4便を運航する。所要時間は約2時間。運賃クラスは4種類を設定しており、最低運賃となる「Bamboo Eco」では299,000ベトナムドン(約1,880円)から設定している。

FLCグループはベトナム最大の複合企業の一つで、不動産開発やホテル建設と経営、金融サービス、鉱業など幅広いビジネスを手がけている。

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