ボーイングと経済産業省、将来の航空機に必要となる技術分野で協力

ボーイングと経済産業省は、将来の航空機に必要となる技術分野で協力を強化することに合意した。

経済産業省で、ボーイングのグレッグ・ハイスロップチーフ・テクノロジー・オフィサーと磯﨑仁彦経済産業副大臣が意見交換と会談後、「日本国経済産業省とボーイング社との間の航空機の技術協力に係る合意書」に署名した。

航空宇宙分野における日本とボーイングとの長年にわたる相互信頼に基づき、ボーイングの将来の航空機の競争力強化と、日本の航空機産業のさらなる発展を目指すものとしており、航空機に関する電気推進に必要な電動化技術、複合材製造技術、自動化技術等について協力し、経済産業省は協力分野で適切な可能性のあるパートナーの特定、ボーイングへの紹介、日本企業に対する支援を実施するほか、ボーイングは将来の航空機輸送に関する戦略的ビジョンの情報提供と技術の実用化に向けて努力する。