ANA、PABLOとのコラボカフェを羽田にオープン 街中への展開も計画

全日本空輸(ANA)は、12月19日にグランドオープンした羽田空港の複合商業施設「THE HANDEDA HOUSE」内に、チーズタルト専門店「PABLO」とのコラボレーションカフェ「ANA Hangar bay Cafe by PABLO」をオープンした。

150平米の店内はアメリカ西海岸の木造格納庫をイメージした温かみと開放感のあるデザイン。テーブル席やカウンター席など72席が設けられた。奥のソファー席では電源も利用でき、ゆっくりとくつろげる空間になっている。

また、格納庫のイメージを引き立てるため、航空写真家のルーク・オザワ氏が撮影した飛行機の写真や、実際に使用されていた機体の部品、整備工具などをインテリアとして展示した。スタッフの制服はデニムのエプロンにキャップなど、整備士をイメージしたカジュアルなものになっている。

グランドオープン前にはルーク氏が店舗を訪れ、展示写真にサインを入れた。

▲限定の「フレッシュマスカルポーネの贅沢ティラミス」(写真手前)。

▲「パリッと粗挽きフランクととろ~りたまごの鉄板ナポリタン」

▲「ぐつぐつ鉄板ハンバーグカレー」

▲「クアトロチーズと半熟たまごのカレードリア」

提供メニューは定番のチーズタルト「PABLO mini」シリーズのほか、「ANA Hangar bay Cafe by PABLO」限定の「フレッシュマスカルポーネの贅沢ティラミス」、カレーやパスタなどの軽食、スムージーやチーズソフトクリームなど。軽食以外はテイクアウトも可能。営業時間は午前10時から午後8時まで。

コラボレーションカフェのアイディアは、ANAが2004年にスタートさせた社員の自発的提案活動「ANAバーチャルハリウッド」から生まれた。発案者であるANA Xの羽田香織氏は「格納庫は飛行機が羽を休め、出発していく場所。そのイメージを持たせた。飛行機を利用する時に限らず、羽を休める場所としてこのカフェを利用してほしい」と話す。今後、「街中でANAを感じられる場所として」空港以外での出店も計画しているという。