てるみくらぶ、債権者は約1万5,000人で債権額は約137億円

てるみくらぶ

破産した旅行会社てるみくらぶと自由自在、両社の親会社であるてるみくらぶホールディングスの3社と、てるみくらぶ前社長の山田千賀子氏の債権者集会が、10月17日、東京地方裁判所で開かれた。

てるみくらぶでは、三井住友銀行の借入金相殺後の預金残高約6,900万円と開放と、過年度の更正請求によって還付された税金約1,850万円の換価を公表した。債権者は一般債権者140名、旅行債権者は15,302名の計15,442名で、破産債権の届け出を認めた金額は137億1,469万6,118円だった。今後、異議を述べた債権の確定手続きを経て、配当手続きを進めるとした。

自由自在とてるみくらぶホールディングスの一般債権者への配当の可能性は低いとしている。清算手続き中の関連会社でてるみくらぶの前身企業であるアイ・トランスポートも債務超過が判明したため、破産手続きに移行するとしている。また、山田千賀子氏の破産手続きについても状況を明らかにしている。