ANA、東京/成田〜ホノルル線就航20周年 フラダンスで祝う

全日本空輸(ANA)は、東京/成田〜ホノルル線の就航20周年を記念したイベントを、成田空港第1ターミナルの43番・44番ゲートで開催した。

ANAは、1991年9月11日に名古屋/小牧〜ホノルル線をボーイング747SRで週3便を開設し、ホノルルに乗り入れた。東京/成田〜ホノルル線は1998年10月4日に、ボーイング747LRで週4便を開設、2002年4月18日にはボーイング767-300ER型機で週3便を追加し、デイリー化した。現在は1日2便を、ボーイング787-9型機で運航している。1便はエアージャパンの機材を使用する。東京/羽田〜ホノルル線も1日1便運航しており、東京とホノルルの間を1日3便体制で結んでいる。

2019年春には総2階建て旅客機のエアバスA380型機を、東京/成田〜ホノルル線に投入する。1階は全席をエコノミークラスで383席、2階はファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス73席の計520席を配置している。ファーストクラスは日本初となるドアを装備した個室シート、ビジネスクラスはフルフラットで、従来のスタッガード配列を変更し、隣同士で着席できるようにした。日本の航空会社としてエコノミークラスに初のカウチシート「ANA COUCHii」も備える。

イベントではフラダンスのパフォーマンスを行い、乗客には記念品として、濡らすと冷たくなるというアイスタオルをプレゼントした。エアージャパンNQ184便(ANA184便)は、乗客251人(うち幼児11人)、乗員11人の計262人を乗せて、ほぼ定刻の午後8時11分に出発した。