ANA、エアバスA380型機を初飛行 トゥールーズからハンブルクへ

全日本空輸(ANA)のエアバスA380型機が、現地時間きょう9月17日、フランス・トゥールーズの最終組立工場からドイツ・ハンブルクに向けて初飛行を行った。

ANAホールディングスは2016年に3機のエアバスA380型機を発注しており、日本の航空会社として初めてエアバスA380型機を導入する。最初の引き渡しは2019年初めを予定しており、東京とホノルルを結ぶ路線に投入する計画。ハンブルクでは塗装を施すほか、客室の内装も備え付ける。

客室仕様は1階は全席をエコノミークラスで338席、2階はファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス73席の計520席で、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスではバーカウンター、1階後方にはシンクや着替え台、ベンチシート、おむつ交換台などを配置した多目的ルームも設置する。ハワイをイメージした機内のライティングも行う。

ファーストクラスは日本初となるドアを装備した個室シートとなる。座席配列は「1-2-1」で、32インチのタッチパネル式大型液晶ワイドスクリーン、大型のテーブル、左右の読書灯と食事灯、ジャケットの収納ができるクローゼット、複数の小物入れ、PC電源、USBポートを装備する。ビジネスクラスは全席通路側のフルフラットシート。座席配列は「1-2-1」で、従来のスタッガード配列を変更し、隣同士で着席できるペアシートも用意した。18インチのタッチパネル式大型液晶ワイドスクリーン、大型のテーブルとサイドテーブル、PC電源、2ヶ所のUSBポートを装備する。プレミアムエコノミークラスは「2-3-2」配列で、シートピッチは38インチ。15.8インチのタッチパネル式パーソナルモニター、約90度に回転し、通路へのアクセスが容易な大型テーブル、レッグレスト、フットレスト、6方向に調整できるヘッドレスト、PC電源、USBポートを装備する。エコノミークラスは「3-4-3」配列で、シートピッチは34インチ。2種類のファブリックを採用することで明るい雰囲気を演出した。13.3インチのタッチパネル式パーソナルモニター、6方向に調整できるヘッドレスト、PC電源、USBポートを装備する。

日本の航空会社としてエコノミークラスに初のカウチシート「ANA COUCHii」を設置し、隣接する座席のレッグレストを上げて、3席か4席をベッドのような状態として過ごすことができる。シートピッチは32インチ。エコノミークラスに追加料金を支払うことで利用できる。

機体の塗装は3色となり、ハワイの「空」をイメージしたANAブルー、ハワイの「夕陽」をイメージしたサンセットオレンジ、ハワイの「海」をイメージしたエメラルドグリーンとなる。機体にはウミガメの親子を描いた特別塗装が施され、「FLYING HONU」との愛称が付けられる。

エアバスはこれまでに、229機のエアバスA380型機を航空会社に納入し、世界の14社が運航している。

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