JR東海、在来線駅の英語放送を充実 振替輸送や避難誘導案内も

JR東海は、訪日外国人の利便性向上のため、在来線の駅および車内で、英語による案内放送の内容を拡大した。

導入駅は、三島・静岡・掛川・浜松・名古屋・中津川・木曽福島・下呂・高山・飛騨古川・御殿場・富士宮駅。駅 係員が使用するタブレット端末に英語の自動放送に必要なアプリを搭載し、放送装置に接続することで英語案内放送を行う。あらかじめタブレットに登録した英語の定型文を
ベースに、駅係員が遅れ理由などを選択することで、輸送障害時の振替輸送や地震発生時の避難誘導案内など、様々な状況について英語による案内が可能となった。

また、特急「ひだ」「しなの」号の車内の英語放送に、駅ナンバリングの案内を9月14日までに順次追加する。