関西国際空港、あす6日中の再開予定なし 搭乗橋に多数の損傷

関西国際空港(第2ターミナル)

関西エアポートは、台風21号による冠水被害を受けた関西国際空港への、9月5日午後7時現在の影響を発表した。

2本ある滑走路いずれも閉鎖が続いており、再開時期は調整中。あす6日中の再開予定はないとした。タンカーが衝突した、対岸の泉佐野市を結ぶ連絡橋は、鉄道、車ともに通行止めであるものの、特殊車両のみ通行が可能となっている。再開時期は調整中であるものの、あす6日中の再開予定はないという。

滞留者を高速船やバスを使用して空港外に搬送する作業は、きょう5日朝から行っている。あす6日も継続する。

設備関係への影響は、電気設備を事業者の作業員が対応している。排水ポンプは数箇所使用不可、搭乗橋は多数に損傷があり、メーカーが復旧のめどを確認している。荷物のハンドリングシステムやシャトルには問題なかった。