関西国際空港連絡橋にタンカー衝突 空港は冠水

9月4日午後1時半過ぎ、関西国際空港と泉佐野市を結ぶ関西国際空港連絡橋(スカイゲートブリッジ)に、停泊中のタンカーが衝突した。

タンカーは連絡橋の南側に衝突し、タンカー、連絡橋ともに損傷している。NHKによると、乗組員にけがはなかった。関西国際空港連絡橋は全長3,750メートル。上部を自動車、下部を南海電気鉄道とJR西日本の電車が利用している。道路は午後1時20分から通行止めとなっており、JR西日本は午前9時6分から、南海電気鉄道は午前10時56分から運転を見合わせている。

関西国際空港の駐機場や滑走路、建物などで浸水している。2本ある滑走路はいずれも閉鎖されており、携帯電話が繋がりにくい状態が続いているという。関西国際空港では午後1時過ぎに秒速58.1メートルの突風が観測されている。

関西国際空港は大阪府泉佐野市や泉南市などに跨る、海上を埋め立てて建設された海上空港。1994年9月4日に開港した。滑走路2本を擁し、24時間運用している。